日本最大の古典といえば文句なしに『源氏物語』であろう。その『源氏』最大のブスといえば末摘花だが、彼女が至高の香りの持ち主だったことは、意外と知られていないのではないか。末摘花は、常陸親王の姫君という高貴な身分であるものの、父の死後は没落し、泥棒も避けて通るほどの極貧になってしまう。その上、センスも悪く、歌もろくに詠めない。何よりパンパでないブスなのだが、しかしそうとは知らぬ光源氏は、彼女を深窓の美女と勘違いして、口説きにかかる。彼が、初めて彼女のそばに近づいた時、漂ってきたのは、実に魅力的な“衣香”(衣服にたきしめる香)であった。「やっぱり期待通りだ」と胸を躍らせた光源氏は、その晩、彼女と寝てしまう。光源氏が末摘花と「寝よう」と思ったきっかけは、その気高く魅力的な「香り」だったのだ。
[オススメ]
誰もが知ってる美容外科なまの声
一味違う美容外科伝聞
衝撃が走る!美容外科club