正しいダイエットの決め手になるのがこの脂肪体重

2011.06.08

脂肪体重という言葉、たぶんダイエットに詳しい人でも聞き慣れないのではないでしょうか。しかし、正しいダイエットの決め手になるのがこの脂肪体重で、これを知らずにやみくもに体重を減らしても、上手にヤセることはできませんし、かえって太りやすくなり、体をこわしてしまうことさえあるのです。人間の体重は水分が50〜60%、筋肉15〜20%、残りの15〜25%が脂肪の割合で構成されています。この脂肪だけの重さが「脂肪体重」です。同じ体重でも、脂肪体重の占める割合(脂肪率)が高ければ、かくれ肥満かもしれません。また、逆に、私のクリニックに来た元横綱の千代の富士は、体重が129?あったにもかかわらず、脂肪率は正常でした。このように、体重だけでは脂肪のつき方はわからないものなのです。脂肪率の正常値は、女性で即〜25%〜30%を超えると、成人病を引き起こしやすくなります。男性では、15〜19%が正常、25%以上になると脂肪のつきすぎです。水分がふえて、体重が増加しても、それは「むくみ」であり、太ったわけではありません。体の中の水分量は、一定に保たれるように調節されています。もし、水分がふえ続けるようなら、心臓か腎臓などの病気が疑われます。